資源保護を考える

さて今回は、毒を吐くかもしれません。


エギングがブームとなって釣り場がエギンガーで埋め尽くされるようになり、至る所でトラブルがあり、そして禁漁期間の設定ありという時代になってきている。

そんな中、カノ有名な「いのまた釣具店」のブログを見ていたら、こんな記事があった。


http://inomata.at.webry.info/201110/article_4.html


内容は「11月中旬まで2.5号のエギは店頭販売を控える」というもの。

この方針の背景にあるものは、以下の記事がベースになっているであろうことは間違いが無い。


http://inomata.at.webry.info/201106/article_1.html

http://inomata.at.webry.info/201105/article_25.html

http://inomata.at.webry.info/201101/article_23.html

ふむふむ、子イカはリリースすべきなのか・・・・・・


(まぁ、沼津市や漁協がそう主張しているのだから概ね間違いは無いのであろうが・・・・)





はたして本当にそうなのか?

と、時々疑問に思う。




漁業としての資源保護を考える場合においては釣り人の趣味の権利なんぞ全く眼中には無い。


それはそれでいい、と思う。




生存し産卵できるまで成長できる可能性の低い種の生物は種の保存を最大限に確保するために大量の卵を産む。
産卵直後が一番個体数が多く、最終的に産卵できる個体になるまでには相当数は減っているだろう。
その過程においては食物連鎖の法則どおり、より上位の種に食べられて個体数を減らすのは道理だ。
秋イカを釣り上げれば、秋イカの居残りしかいないはずであろう春イカも当然減る。




ここで疑問が出てくる。



何故、春イカに対する規制をかけないのか?


春イカ釣りは産卵直前の個体を釣ることになっている訳だが・・・・・・



秋の小さいイカの持ち帰りを規制しておきながら(実際はリリースの奨励)春の産卵直前のイカを規制しない理由とは何なのか?


(大局的に見れば、秋イカ規制も春イカ規制も結果は同じになるハズではある)



そういう意味では伊東市のいか類採捕禁止は理にかなっていると思う。




産卵直前の個体採取に規制をかけて、秋から解禁というのは沼津の考え方とは全く逆である。

(ただそれが「正しい」と判断できる科学的な根拠は自分には持ち合わせてはいない)






さて、冒頭の「いのまた釣具店」のブログである。

カノ有名な「いのまた釣具店」が秋イカの時期に2.5号のエギを販売自粛した。


背景には、港に貼られた子イカリリースの掲示や、アオリ烏賊釣獲量調査の件がある。





一介の釣具屋が、「ここまでしなければならない」という、現場の危機感は相当なものなのだろう。





ただ、子イカは非常にウマい。


この味を求めて釣りをする人は非常に多いと思う。





これらの状況を踏まえて「我々エギンガーは、どうするべきか」を論ずるつもりは全く無い。

そんなことは釣り人個人個人に事情や考え方があるからだ。





貸しボート屋の記事を見ると、最近の釣果記録とかのページで1艘2名で30杯釣れた、とか50杯釣れた、とかで〆て白くなった大量のアオリの写真を掲載した実に景気のいい記事をよく見かける。


別にそれは捨てられるわけではなく、おそらく全てが誰かの胃袋に納まるのだろうから気にすることは無いと感じるが・・・・・・・なんか気になる。








あちらの思い・・・・・こちらの考え・・・・・・







両者が接点を見出すことは永遠にないのであろう。








今回は現場の危機感が自分に伝わってきた、という意味で色々考えさせられました。





デハデハ 

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コメント

非公開コメント

こんにちわ。
私も、この記事は知ってました(^^)
全く同じ疑問を感じていて、15cm以上の産卵前のイカを捕っては意味が無いでしょう。

まぁ、小型のイカは港内に居て「乱獲しやすいから」の規制でしょうが、それなら数でも水揚げ量でも乱獲防止の規制をかけてくれた方がイイですね。
私見では、考え方は伊東市の方が正しいと思いますけど。
イカなんぞ、その年によって全然様子が違うので、この調査の意味に大きな疑問を感じます。
そんな金を使うなら、アマモやホンダワラを増やすために使うとか・・・人口の産卵場を作るとかすれば良いと思いますね。

沼津の漁師さんのアオリイカの水揚げ量が少ないだけで・・・葉山あたりじゃ産卵場に定置網張ってシコタマ捕ってると噂を聞きますよ。

食べる分だけ釣る!、このモラルは世界共通で絶対正しいと私は確信しています。
私の場合、食わないなら虐めるな!って言うのもありますけどね(^^)v

はじめまして~

今までは外房、内房も富浦メインに攻めて来まして
館山まで足を伸ばそうと色々調べてましたらこちらに
たどり着きまして、大変楽しく、参考に読ませて頂いてます^^

こうやつ堤防、車止める場所ってすぐわかりますでしょうか?

岩井袋もすごく秋イカ期待していたのですが
難しそうですね;;

読者にさせて頂きますー

お疲れ様です。

自分も産卵前に定置網でゴッソリはどうかと思いますが、浜田堤防前の定置網でも興津西の定置網でもたいして入って無いんですよね(笑)

釣れるイカも知れてると思うんですが………

自分は基本冬から始めますが、新潟ではアオリ秋釣ります。
死滅回遊なんで全キープします!
子イカのが美味しいですから!
春でも自分ら兄弟は極力♀はリリースします。
キロアップでも(笑)

Re: タイトルなし

イカキチさん>こんばんわ!

「食べないなら釣らない」おおいに賛成なのですが・・・・・
数ヶ月前までならば私も声高々に叫べたのですが・・・・・・
湾奥シーバスをやり館山湾ソーダ祭りをやってしまった身では堂々と宣言できなくなってしまいました(泣))

まぁ、資源保護を考えるならば産卵直前のイカを規制する方が効果的かと思いますよねぇ。

春に私も1回爆りましたが、オスメス関係なくキープしました。
普段ボウズが基本の私にとって夢のような一時でしたからねぇ。
一方、普段は釣れても2~3杯なので、リリースしたらオカズが無くなってしまうので
サイズにかかわらずキープします。

ウマイものを食べたいために釣りに行っていますからね。
シーバスフィッシングとは全く次元が違うと思っていますが。

Re: はじめまして~

けむしさん>お初です!こんばんわ、
よろしくお願いします。

さて香堤防の駐車場は、私のブログ内のリンクに「私の釣り部屋」というのがあり、
ここに自作の釣り場解説があります。
このなかに香堤防の釣り場開設もあり駐車場の情報も入っていますよ。

富浦というと北ケイセンですかね。
あそこでは全然釣れた経験が無いのであまり行きません。
でも南風を避けられる数少ない釣り場ではあるのですよね。

岩井袋は、私も先日行ったときの情報ですので、明日はまた変わっているかもしれません。
機会があれば是非行って確認してみてください。

閉鎖も永遠ではないと思いますし、イカ禁漁の解禁あたりで立ち入り禁止も解禁になるかもしれませんので・・・・・


Re: タイトルなし

ジョニーさん>こんばんわ!
まぁアオリイカは漁業ではなかなか採れない種類のイカのようですからねぇ。

春メスのリリース!すばらしいですね。

私は基本的に釣れないので無節操にキープしてしまいます。
「釣り」を楽しむ、よりも「イカ」が欲しい、という感じです。

子イカはオイシイですよね。
週末3連休は、内房に秋イカ出撃しようと考えています。

膨大な量の孵化したての烏賊が、魚のエサになったり
して減って、コロッケサイズになり、さらに成長して、
親烏賊になっていく訳ですが、親烏賊になる前の数を
増やしておいた方が、最終的に烏賊の数は増える
はずです。(水産関係の方が論文があったと思います)

つまり、釣り人が関わる親烏賊の量なんかは知れて
いるという事になるのでは!?シーズンになれば、
100kg以上ののアオリが毎日、定置網には入る
訳だしね・・・・。

東伊豆の規制も地元からすれば、上手くやられたと
いうところが大きい。港の人払いはでき、定置網
には、毎日保護されるべき親烏賊が定置網大量に
に入っているというのが事実です。

保護したが、結果どうなったなどの学術調査は一切
無しのザル法令です。法令知らずに普通に烏賊釣り
してる人も沢山いるしね・・・。

「食べる分を釣る」 これは個人的には全く問題ない
と思います。

根底にあるのは、港にマナーの悪い一部の釣り人が
次々とやってくるという事だと・・・・・。

Re: タイトルなし

伊豆の釣り人さん>おはようございます。
コメありがとうございます。
まぁ資源保護の名目で裏には色々思惑があるものですよね。
レッドリストの保護ならともかく漁業資源の保護というのは単純に利権の問題だし
そのルールが知られていなかったりで問題点はけっこうあるようですね。

なかには法的根拠の無いルール的規制や逮捕リスクの無いルールは全て無視するという人もいますし・・・・


釣り人サイドは単純に、キープは食べる分だけにして、後はリリースすればいいと思います。ちゃんと生存出来るリリースの仕方とかの問題もありますが。

僕の場合、数年前の春アオリの当たり年だった時は、1キロ以下のサイズやメスだと、リリースする余裕がありましたが、普段の年はそんなに釣れる事もありませんし、食べたいから、メスでもキープしがちです。
秋の新子のシーズンでも、最近は爆釣なんて殆どありませんから、リリースはコロッケサイズまでで、それ以上はキープしています。もちろん、キープは食べる分だけです。コロッケサイズまではリリースしている理由は、余りにも小さくて可哀そうと思うからだけで、これといったしっかりした理由がある訳でもありません(-_-;)

仔イカか親イカ、どちらを保護したほうが効果があるのかは、なんとも難しいですね。

但し、最近の規制に関しては、純粋にアオリの保護だけを考えて行っているのか、少々疑問に感じます。
東伊豆の規制は、その殆どが堤防(港)周りで、本当に親イカ保護を目的とするならば、堤防周りだけでなく、産卵床となりうる一帯全てを規制エリアにして、漁もしないべきであると思うのですが。規制が堤防周りだけというのでは、邪推をしてしまいます。

もっとも、邪推をしてしまう理由は他にもあり、釣り人の駐車問題やゴミ問題、漁具への危害(故意ではなくても)等、漁師側からすれば、釣り人は邪魔な存在でしかないのでは、と思えるからです。



Re: タイトルなし

みそじぃさん>こんばんわ!
まぁ「漁業資源の保護」というのは単に漁協の利権の保護でしかない訳ですから釣り人の立場からしたら、納得性は全然無いと思っています。
つまり「俺の儲けが減るからお前たち勝手に採るんじゃねぇ」と同じでしょう。
それを自治体や世間が認めているのですから仕方無いのでしょうね。
市長も漁協の票は失いたくないですから・・・・

ま、我ら釣り人は目立たず細々と楽しむしかないのでしょう。

今後も沼津の釣り場には注目していきます。